診療録

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太ももの失敗症例に見る取るべき脂肪とダメな脂肪

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せっかく脂肪吸引をするのだから、脂肪は全部取ってしまいたいと思う方も多いでしょう。しかし、太ももには取ってはいけない脂肪があります。実際の他院の失敗修正の症例で、その位置と理由を解説します。

まるで無計画! 他院の失敗症例

脂肪吸引 太もも 失敗
脂肪を取るべき青い囲みの部分は残り、残すべき赤い囲み部分が吸引されている

まず、太ももの脂肪吸引の大前提として、細く長く見えるようにデザインすることが重要です。そのためには、外側の足の付け根の張り出した部分を重点的に吸引して、お尻から膝にかけてのレッグラインをなだらかにすることがポイント。この部分はどんなに痩せている人でも脂肪がついていて、ラインを崩していることがほとんどなのです。逆に、張り出しの下は残すべき脂肪。ここを吸引してしまうと出っ張った余計にラインが強調されてしまうので、注意しなければいけません。

しかし、こちらの他院の失敗症例は、まったくの真逆。取るべき張り出しが取り残され、その下の取ってはいけない脂肪がなくなってしまっています。

部位の中でもカニューレの操作しやすさが違う?

こういうことがなぜ起こるかというと、太ももは中央部分ほど脂肪を吸引しやすいから。足の付け根よりも真ん中の方がカニューレ操作が容易で、技術力不足のドクターはその部分ばかり吸引してしまいがちなのです。

それで「たくさんの脂肪が取れましたよ」と言われても、結果が伴わなければ意味がありませんよね。

知恵まとめ
  • 太ももは張り出し部分の脂肪を重点的に吸引すべき
  • 逆にその下はあまり脂肪吸引してはいけない部分
  • 技術力がないドクターは簡単な部分しか脂肪吸引できず失敗することも
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