診療録

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脂肪吸引による失敗写真【人気の腹部編】

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脂肪吸引の中でも腹部(お腹)は他院での失敗率が高く、THE CLINIC への修正依頼が多いケースです。具体的にどのような失敗をされているのか、実際の症例写真とともに解説いたします。

脂肪吸引の中でも腹部ではどんな失敗が起こる?

腹部は、脂肪吸引において人気の部位。しかし、脂肪を吸引しやすいボリュームが多い部位ゆえに失敗ケースも多いようです。脂肪の取り残しや取り過ぎなど、その原因ごとに様々な失敗があげられますが、なかでも「吸引口の傷跡の目立ち」「ぼこぼこの段差」、「側腹部ラインの左右差」といった失敗のお悩みが多く見受けられます。

腹部の脂肪吸引失敗例1:傷跡

脂肪吸引の傷跡
腹部に吸引口の跡がクッキリ残り、火傷のようなひどい傷跡になっています。

腹部に限らずですが、脂肪吸引をする際は、吸引口に注意しなければ傷跡が目立つ結果になります。特に、腹部や背中はシワのある場所が少ない部位なので目立ちやすい結果になるでしょう。正しく、術後の美しさを考慮する医師であればビキニラインなどのシワに沿って行うはず。
また、そもそも吸引口がそこまで目立つ傷跡にならないよう、施術でスキンポートという保護器具を使用するでしょう。スキンポートとは、こちらでもお話していますが、吸引管の摩擦熱で火傷しないように皮膚を保護する器具です。

腹部の脂肪吸引失敗例2:ぼこぼこ

脂肪吸引の失敗ぼこぼこ
即腹部から腰にかけてのラインがぼこぼこ。ボディデザインを無視すると、こんな失敗につながります。

脂肪吸引による失敗で腹部がぼこぼこになるケースは、ボディデザインを無視していたり、脂肪の取り過ぎによって起こります。皮膚表面が不自然になる軽度のケースから、部位のライン自体に段差ができてしまうような重度のぼこぼこケースまであり、THE CLINICでは日々、他院の修正治療に追われています。当院が最初の脂肪吸引を行うクリニックであったら、脂肪を取るべき場所と残す場所に分けて術前にマーキングを行うでしょう。そういった入念なボディデザインカウンセリングを経てから、ベイザーで丁寧に脂肪吸引します。
ただ、すでにぼこぼこの失敗になっている場合は、ラインを整える程度にベイザーをかけるに留めます。その後は、良質脂肪のコンデンスリッチファットを注入して、崩れたラインの最終調整とともに肌質まで改善させる方法が効果的です。

腹部の脂肪吸引失敗例3:左右差

脂肪吸引の失敗 左右差
くびれラインが明らかに左右で違います。これは、側腹部やウエストの脂肪吸引で起こりやすい失敗の1つ。

左右差の失敗が起きたとき、側腹部は非常に目立ちやすいです。こちらも原因はボディデザインの不足によるもの。何も考えず脂肪を吸引した結果、左右のラインに差が出たのでしょう。あるいは、デザインまでは行っていたけれど、その通りに吸引する技術力がドクターになかったのかもしれません。皆さん、美容外科医は一定基準以上のスキルを全員持っていると思われているかもしれませんが、実は技術力にはかなりの差があります。また、クリニックの設備環境によっても仕上がりに大差が出るので、医師選び・クリニック選びは慎重に!
ちなみに、左右差のひどかった該当画像のゲストはベイザーでの再吸引とコンデンスリッチファットの注入手術によって無事にバランスを治しました。

知恵まとめ
  • 腹部(お腹)の脂肪吸引は、他院で失敗例が多い
  • 傷跡やぼこぼこ、左右差などの失敗が目立つ部位でもある
  • ベイザーによる再吸引とコンデンスリッチファット注入で治療する
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