診療録

30

背中の脂肪吸引の失敗原因はこれ! 効果を出す方法とコツ

メインイメージ

脂肪吸引の失敗の中で、取り残しという失敗が起こりやすい部位、それが背中です。なぜ失敗が起こりやすいのか、どうすれば失敗しないで理想のボディを手に入れられるのか。実際に他院の修正であった話も交えつつ解説していきましょう。

「背中はたるむから脂肪吸引できない」はウソ

脂肪吸引 背中 失敗談

診療録では脂肪の取り過ぎによる失敗を取り上げることが多いのですが、脂肪の取り残しという失敗も当然あります。その失敗が起こりやすいのが、背中。他院の脂肪吸引の修正で先日来院された方も、傷が残っただけでほとんど変化がなかったようです。
カウンセリングで「背中はたるむから脂肪吸引しない方がいいと他院で言われました」という声も聞きますが、これはウソです。きちんと脂肪吸引すれば、背中はたるみません。しかし、この“きちんと脂肪吸引”が難しいので、断るドクターもいるよう。2回目の脂肪吸引は1回目よりはるかに難易度がアップするので、考えようによっては、できもしないのに請け負って失敗するドクターより紳士的なのかもしれません。

背中の脂肪吸引が難しい理由

話は戻って、背中の脂肪吸引が難しいということについてですが、それにはいくつかの理由があります。この理由が脂肪吸引の失敗につながっていると考えられます。

背中の脂肪吸引は少ない吸引口での施術が難しい

脂肪吸引 背中 傷口

背中は通常、脇と腰、そして背中の中央に吸引口を設けます。もちろんTHE CLINICでは、傷がブラジャーで隠れるよう位置をしっかり確認しますが、それでも「背中の真ん中に傷を作りたくない」というゲストは少なくありません。そういう場合、広い背中を脇と腰からしかアプローチできなくなります。当然、高い技術力と経験がなくてはできません。つまり、誰でもできる施術ではなくなるのです。

背中は線維質なので丁寧な脂肪吸引が難しい

背中はお腹などと異なり結合組織が多く、皮下が線維質で硬い構造になっています。そのため、その中にある脂肪を吸引するのは、とても難しく、労力も多大なもの。背中の脂肪を丁寧に吸引することに、心折れる美容外科医が少なくないのも事実なのです。

背中の脂肪吸引の中でも大柄な人はより困難

脂肪がたくさんついた、いわゆる体重の重い人の腰あたりはデコボコになりやすい傾向があります。細い人と比べると、その差は歴然。背中の脂肪吸引はバランスも考えると腰付近にもアプローチが必要ですが、大柄な人はより難しい施術と言えるでしょう。

背中の脂肪吸引はデザインができないドクターが多い

脂肪吸引 背中 デザイン

どの部位にも言えることですが、ただ出っ張った脂肪を取り除くのではなく、ボディラインを魅力的に整えることが前提です。特に背中から腰にかけては、くびれを強調する必要があります。どこの脂肪をしっかり取って、どこをなだらかにするか。この“背中と腰の正しいデザイン法”を知らないドクターが多いことが、「せっかく脂肪吸引したのにくびれができなかった」と嘆くゲストの多い理由だと思います。

背中の脂肪吸引で魅力的な後ろ姿をつくる方法

背中の脂肪吸引の失敗理由が分かったところで、やはり気になるのは、どうすればスッキリした背中にできるかですよね。それは、先に触れたような難しさを攻略することなのですが、具体的にどうすればいいのかについて少しお話しましょう。
ドクターの技術力は大前提として、背中の脂肪吸引を効果的に行う方法としては、次の2つのポイントがあげられます。

背中の脂肪吸引では複数の吸引口を設けると良い

背中の脂肪吸引が難しい理由として「背中の真ん中に傷を作りたくない」というゲストの意向をあげましたが、なかにはゲストの意向とは関係なく、1カ所から強引に吸引したであろうケースも見かけます。やはり複数の吸引口からアプローチした方が取りムラなく、キレイなバランスにデザイン可能。通常は二の腕を下ろしたら隠れる脇の部分ブラジャーで隠れる背中部分、そしてお尻の割れ目の始まりあたりと、目立たないよう配慮するのでご安心ください。
ただ、考えなく傷をつけたであろう他院の例なども見受けるので、傷跡が何カ所どこにできるかをカウンセリングの際に確認しておきましょう。

背中には「ベイザー脂肪吸引」の活用が有効

背中 ベイザー脂肪吸引

ベイザー脂肪吸引の特徴は、ご存知「ベイザー波」です。この特殊な超音波は、脂肪を細胞単位にバラバラにできるので、塊のままの脂肪よりもスムーズな吸引がかないます。つまり、線維質な背中にとても有効なのです。
また、ベイザー波にはもうひとつの利点が。それは皮膚の引き締めに有効ということ。ベイザー波を皮膚に近い浅い部分の脂肪に丁寧に照射することで、術後のタイトニングを促すことができます。さらに、スーパーフィッシャルリポサクションという引き締めを促進する吸引技術をもってすれば、ブラジャーから肉がはみ出してしまうたるんだ背中でも、脂肪吸引後にスッキリとさせることが可能です。

背中のベイザー脂肪吸引は高性能がゆえ注意も必要

ただし、ベイザー脂肪吸引は本当に高性能なので、技術力が伴わないと逆に背中の脂肪を取られ過ぎて失敗に直結してしまいます。そして脂肪吸引の修正は、通常の脂肪吸引よりもはるかに難しいものです。何度も言っているので“耳にタコ”かもしれませんが、ドクター選びはくれぐれも慎重に行ってください。

知恵まとめ
  • 背中は”取り残し”の失敗が起こりやすい、脂肪吸引の難しい部位
  • 単なる背中の脂肪吸引ではなく、魅力的なくびれをつくるデザインが不可欠
  • 傷口の位置とベイザー脂肪吸引を操作できるドクター選びが成功のカギ
関連キーワード

上記と関連する記事MEDICAL RECORD

上記と関連するコンテンツCONTENTS