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お腹のたるみもすっきり!産後に脂肪吸引を受ける際の注意点|脂肪吸引名医の失敗修正ブログ

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お腹のたるみと伸びた皮膚は、産後に多くの方が悩んでいます。体型を戻す目的で脂肪吸引を受ける方も少なくありません。しかし、そこには失敗に繋がる落とし穴が。今回は、実際の術中の様子と、産後に脂肪吸引を受ける場合の注意点をご紹介します。

お腹の脂肪と皮膚のたるみが気になる産後

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こちらは帝王切開による出産経験がある36歳のゲストです。産後なかなか落ちない下腹部の脂肪と、3人のお子様のご出産したことで伸びきってしまった皮膚のたるみを気にして来院されました。
全体的には細身の方ですがお腹の脂肪とたるみがあり、お腹だけがぽっこりと出ている状態でした。

お腹の脂肪吸引を産後に受ける際に注意すること

お腹についた“皮膚のたるみ”が悪化する場合もある

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お腹の脂肪吸引でたるんだ症例

皮膚が伸びている経産婦さんの場合は、皮膚の引き締め効果もあるベイザー脂肪吸引がおすすめです。しかし、ベイザー脂肪吸引を使ったとしても、通常通りの吸引方法ではたるみが悪化しやすいため、吸引口を複数に設けるなどして、バランスを整えながら脂肪を吸引するなどの工夫をする必要があります。

さらなる被害を招く腹壁瘢痕ヘルニアに注意

経産婦さんのなかでも帝王切開の手術歴がある方は、術前に腹壁瘢痕(はんこん)ヘルニアの有無をエコーで綿密に検査する必要があります。腹壁瘢痕ヘルニアとは、腹壁の瘢痕(傷跡)から腹腔内の臓器が皮下に飛び出した状態のことを言います。症状によっては臓器を傷つけるなどの失敗を招く恐れがあるため、脂肪吸引を行えない場合があります。
今回のゲストの方は、腹壁瘢痕ヘルニアの症状はなかったため通常通り脂肪吸引を行いました。

ベイザー脂肪吸引とサーミタイト併用でお腹のたるみ改善

今回はベイザー脂肪吸引で余分な脂肪を除去しつつ、サーミタイトで皮膚の引き締めも行いました。皮膚の引き締め効果もあるベイザー脂肪吸引ですが、産後の皮膚が伸びて余った状態にはサーミタイトを併用するとより効果的であるため、満足度の高い仕上がりになります。

ベイザー脂肪吸引でお腹の余分な脂肪を除去

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まず、ベイザー脂肪吸引で脂肪を除去しました。ベイザー脂肪吸引は引き締め効果があるだけでなく、特殊な超音波で脂肪を融解し、90%の脂肪を取り除くことができます。今回のゲストのような細身の方が部分的に脂肪を取り除きたい場合でも、ムラになることもなくきれいに仕上げることが可能
写真を見ると、ベイザー脂肪吸引後は余分な脂肪はほとんどなくなっているのが確認できます。

サーミタイトでお腹に余った皮膚を引き締め

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伸びて余った皮膚のたるみ部分(紫色のマーカー部分)には、高周波の熱エネルギーを照射して皮膚を引き締めるサーミタイトを当てました。
サーミタイトは、皮下に極細カニューレを挿入して、熱の作用で縮むタンパク質の特性に働きかけます。安全な温度で低負担でありながらも、皮膚と線維組織を瞬時に引き締める高い効果がある施術です。

術後は脂肪とたるみのない引き締まったお腹に

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では、術前と術後の写真をご覧下さい。 術後の写真は手術から1ヵ月後のもので、ぽっこりと出ていた下腹部の脂肪がなくなったのが分かります。
サーミタイトの効果は術後3ヵ月程ではっきりと効果が感じられるようになるので、さらに皮膚が引き締まっていくことが期待できるでしょう。

知恵まとめ
  • 産後に行うお腹の脂肪吸引は施術の工夫と腹壁瘢痕ヘルニアの有無確認が必要
  • 細身な方でもベイザー脂肪吸引なら90%の吸引が可能
  • 皮膚が余った状態のお腹のたるみにはサーミタイトでさらなる引き締めが可能
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