診療録

43

太股の脂肪吸引失敗で葉っぱのような模様が!? 衝撃の症例画像

メインイメージ

太股をすっきりさせて、ショートパンツや短めスカートをきれいに履きこなしたい。そう思って脂肪吸引したのに、残念な結果になってしまう症例は少なくありません。なぜ太股は失敗しやすいのでしょう? そして、どうすればきれいに修正できるのでしょうか? THE CLINICの脂肪吸引修正外来に寄せられた実例をご紹介します。

太股の脂肪吸引失敗で、くっきりと残ったカニューレ痕

脂肪吸引 太股 失敗画像

「他院で太股の脂肪吸引を受けたら、斜めに深い溝ができてしまって……」と体験談を語ったのは、こちらの症例写真のゲストです。診察すると、カニューレを通した痕が葉脈のようにくっきりと残ってしまい、たるみが段差になっていました。
また、太股の付け根のYの部分は一部の脂肪だけが取られ過ぎ、陥没してしまっています。深刻な状態で、ゲストは「値段が安かったから他院に決めてしまったのですが、水着もスカートも着られなくなってしまいました」と、とても後悔していました。

太股の脂肪吸引失敗の原因は「ドクターの経験不足」

脂肪吸引 失敗 原因

カニューレ痕やY字部分の脂肪の取り過ぎは、ドクターの立ち位置に関係しています。一言で言うと「ドクターが位置を工夫せず、ただやりやすい方向にカニューレを何度も動かしてしまったから」。経験不足の典型と言えるでしょう。

「太股」の脂肪吸引は失敗が一番多い

脂肪吸引 失敗 部位

太股は、皮膚が柔らかいことが特徴の部位。脂肪を取ると、元々たるみやすいという性質があります。適切な吸引量を判断するためには、脂肪だけでなく皮膚の状態も見極める必要があるのですが、経験が浅い美容外科医には難しい判断となります。
また、太股の脂肪を取り過ぎたことで、お尻の形が崩れたり凸凹になったりしてしまうことも。解剖学の知識があり、日常的に脂肪吸引を手掛けている経験豊かなドクターでないと、今回のような失敗を起こしやすいのです。
太股のカニューレ痕には、他にもこんな例があります。

太股脂肪吸引のカニューレ痕の失敗症例1

脂肪吸引 太股 失敗

こちらの方は、肪の取りムラによる凸凹と、一部は取り過ぎによって癒着が生じていました。また、内ももにはカニューレ痕が、斜めに何本も残っている状態でした。

太股脂肪吸引のカニューレ痕の失敗症例2

太股 脂肪吸引 失敗

こちらの太股も、同様に斜め方向にカニューレ痕ができてしまっているのがお分かりいただけると思います。しかも、この失敗症例は、前からも後ろからも不自然さが分かってしまう状態でした。

太股の脂肪吸引の修正は複数回に分けて吸引&注入を

冒頭でご紹介した脂肪吸引失敗の修正に対しては、以下のような方法を取りました。
1、まずはきつい段差ができているカニューレ痕は慎重に避けて、その周りを細かく吸引する。
2、溝の周りにコンデンスリッチファット(不純物や不活細胞を取り除いた良質な脂肪)を細かく注入して、均一にならす。
1度目の修正手術を終えてから半年後がこちらの写真です。

太股 脂肪吸引 失敗修正

皮膚の浅い部分にも吸引・注入をしなければならなかった難しいケースでしたので赤みは多少残っていますが、少しずつ消えていって目立たなくなるでしょう。何より、半年後にお会いしたゲストが「またスカートが履けて、足が出せるようになりました」と、笑顔で言ってくださったことが何よりの収穫でした。

太股の脂肪吸引で失敗しやすい決め手が「値段重視」

脂肪吸引の修正手術の場合、脂肪を取った部分が癒着を起こしている場合も多く、難しい症例では完全な修復ができないこともあります。癒着の剥離や脂肪注入を駆使して、最善を尽くすしかありません。脂肪吸引は1度目の手術で希望通りに仕上げることが、本当に大事なのです。症例ゲストの体験談を教訓に、「安かったから」で決めずにドクターの技術を見極めたいですね。

知恵まとめ
  • 内ももの斜めに走るカニューレ痕は、脂肪吸引のよくある失敗。
  • ドクターがやりやすい方向に何度も吸引したのが原因。
  • 失敗を防ぐには、最初の脂肪吸引で技術力のあるドクターを選ぶこと。
関連キーワード

上記と関連する記事MEDICAL RECORD

上記と関連するコンテンツCONTENTS