診療録

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脂肪吸引の失敗……症例写真から見る“お腹”の修正成功のカギ

メインイメージ

「ポッコリお腹を解消したい」と脂肪吸引手術を受けたのに、脂肪の取り残しや凸凹で悩む方の相談が増えています。今回はその実例と、THE CLINICで行った修正手術後6カ月の経過を写真でご紹介します。

脂肪吸引で失敗したお腹の修正例、半年後の写真を公開!

最近手掛けた2つのお腹の脂肪吸引手術では、どちらも脂肪の取り残しが多いだけでなく、部分的に取りムラ・取り過ぎによる凹凸が残り、カニューレを往復させた痕も溝のようになっていました。

脂肪吸引の失敗CASE1:取り残しで寸胴になっていた例

こちらは他院で5年前に受けたお腹の脂肪吸引手術の失敗例です(左)。全体的に脂肪が取り残され、寸胴な印象です。また、おへその下には不自然な凹みができてしまっています。当院はデザインをし直し、ベイザー脂肪吸引でお腹の不要な脂肪を吸引。凹凸をならして、女性らしいくびれをつくりました(右)。

脂肪吸引 失敗 修正

脂肪吸引の失敗CASE2:凸凹で不自然な溝が何本も残っていた例

この方の場合、他院で受けたお腹の脂肪吸引手術後に全体的に凹凸ができたことを気にして、「人に見せられない」と当院の脂肪吸引修正手術を希望されました(左)。バストの下につかめるほどの脂肪の層が取り残されているのが分かるでしょうか。一方、おへその下など、脂肪を取り過ぎた箇所には引き攣れや溝が目立っています。そこでベイザー脂肪吸引で残った脂肪を吸引し直し、凹凸は均一にならす修正を行いました(右)。

脂肪吸引 失敗 修正

脂肪吸引失敗の原因はデザイン力不足と胸下脂肪の取り残し

脂肪吸引 修正 デザイン

脂肪吸引手術の失敗例は、大きな原因の一つとして「デザイン力の不足」が目立ちます。「全体のフォルムを考えずに、言われた部分だけを細くする」「部位によって違う脂肪の硬さ・厚さや、その下にある筋肉のつき方・動き方を踏まえずに吸引する」「ドクターのやりやすい方向にカニューレを何度も動かしてしまう」などが理由で、バランスの悪さ、凹凸、たるみ、溝や引き攣れにつながるケースが多いのです。当院の脂肪吸引修正手術では、現在の症状を踏まえながら、デザインし直しています。

今回の2例では、特に「胸下の脂肪の取り残し」が気になりました。他院の場合はおへそからのアプローチが多いため、カニューレが届きづらい胸下の脂肪を残しがちなのです。ここをしっかり吸引してアンダーバストをくっきりさせることで、症例写真のようなメリハリのある印象に仕上がります。

脂肪吸引 腹 修正

凹凸はベイザー脂肪吸引でならし、皮膚のたるみはサーミタイトで修正

修正には、最初の脂肪吸引手術よりずっと高度な技術が求められます。当院では、凸凹の修正にも脂肪を超音波でやわらかく乳化させる効果のあるベイザー脂肪吸引を使います。均一にならしながら、取り残しを吸引できるためです。皮膚のたるみには、高周波の熱で皮膚や皮下組織を引き締めるサーミタイトが効果的。また、脂肪を取り過ぎて筋肉と皮膚が癒着しているような部分や、激しく凹んだ部分はコンデンスリッチファット(不純物を取り除き、凝縮した自己脂肪)で埋め戻すこともあります。
「脂肪吸引手術で失敗してしまった」という場合は、まず無料カウンセリングにお越しください。その方の症状に合わせた修正方法を、ドクターが詳しく解説します。

知恵まとめ
  • 脂肪や筋肉のつき方を考慮しない「デザイン力不足」は失敗要因の一つ
  • 特にお腹の脂肪吸引手術では、胸下の脂肪を取り残す場合が多い
  • 失敗修正には機器だけでなく高度な技術が必要。ドクター選びは慎重に!
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