診療録

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二の腕の脂肪吸引でぼこぼこに!?「浅い層」へのアプローチが鍵

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二の腕は脂肪やセルライトがつきやすく、なかなか落ちにくい部位です。手を振ると「ブルブルブル」と“振り袖”のように揺れるのが気になる!と脂肪吸引手術に踏み切ったものの、ぼこぼこになってしまうことも…。よくある他院での失敗と、その原因をご紹介します。

二の腕の脂肪吸引:くぼみ、ぼこぼこ、たるみが混在

脂肪吸引 二の腕 失敗

今回ご紹介するゲストの方は、他院で2年前に二の腕の脂肪吸引手術を行いましたが、結果は失敗。「温泉にも行けない…」と悩んでいた方でした。二の腕の付け根には脂肪の取り残し、下側には全体的にぼこぼこが残り、脂肪を取り過ぎた部分にはたるみや、皮膚と筋肉が癒着してできた溝のような引き攣れが混在している状態でした。

二の腕の脂肪吸引でたるまないように吸引するには?

脂肪吸引 失敗しない

実は脂肪は三層に分かれています。かつての美容施術では、脂肪を取り除く場合、ぼこぼこになるのを懸念して中間層や深い層を中心に脂肪吸引手術を行っていました。しかし、出血が起こりやすいことや、下腹部やお尻など重力で下垂しやすい部位、そして太ももなどのたるみやすい部位は適応外という問題が……。それが、1990年代に入り「皮膚に近い層(表層)の脂肪を特殊技術(スーパーフィッシャルリポサクション)で吸引すれば、皮膚が収縮するため、たるみにくい」という見解の普及により解決、したかに見えました。
それなのになぜ、たるみの失敗例がなくならないのでしょう? 従来の機器ではスーパーフィッシャルリポサクションが困難だからです。凹凸やカニューレ痕が溝になるのを避けようと、太ももなどの弛みやすい部位であっても、いまだに中間~深層だけを吸引するクリニックが存在しています。

二の腕がぼこぼこになるリスクを低減:ベイザー脂肪吸引

こういったぼこぼこ、たるみのリスクを大きく低減したのが、「ベイザー脂肪吸引(ベイザーリポ)」でした。従来は刃先の付いた吸引管で線維組織を断ち切りながら無理やり脂肪細胞を削る方法が主流でしたが、ベイザーリポは超音波の振動エネルギーで脂肪組織だけを柔らかく乳化させ、刃のない吸引管で線維組織を守りながらやさしく吸い取る方法です。これにより、出血のリスクや術後の腫れ、痛みが大幅に軽減できるようになり、浅い層でも皮膚を引き締めつつ、均一に脂肪を取ることが可能になりました。

ベイザー脂肪吸引 特徴

ぼこぼこになった二の腕をベイザーとサーミタイトで改善

ベイザー脂肪吸引で線維組織を傷つけずに吸引することは、ぼこぼこを作らず術後の皮膚を引き締めるためにとても大事ですが、THE CLINICではさらにスーパーフィッシャルリポサクションの技術によって、脂肪層の極めて浅い層の完成度を向上させています。二の腕のようなたるみやすい部位に、この技術が大変有効理由は、皮膚を内側から刺激して真皮のコラーゲンを増やし、さらに皮膚の引き締め効果まで高めるからです。
今回のゲストには、ベイザー脂肪吸引×スーパーフィッシャルリポサクション技術で取り残しの改善と凹凸を均一にならす施術を行いました。さらに付け根のたるんだ部分の皮膚はサーミタイトで引き締め、溝のようになってしまった部位にはコンデンスリッチファットによる脂肪注入を行いました。

脂肪吸引 二の腕 修正

二の腕の脂肪吸引は一度目の手術でドクターを見極めることが大事

以上のように、ベイザー脂肪吸引は高性能なため、たるみやすい二の腕などをきれいに仕上げるのは有効です。ただそれでもやはり、経験が浅く、知識がないドクターが施術すると、根こそぎ必要な脂肪まで取り過ぎてしまい、皮膚のたるみやぼこぼこ、不自然な溝の修正が難しいケースもあります。
脂肪吸引手術は一度目の手術でいかにきれいに仕上げるかが重要です。車の運転でも「車に乗らないからゴールド免許」というドライバーがいるのと同じように、「ライセンスだけ持っていて施術した経験が少ない」というドクターもいます。 ドクター選びの際は、ベイザーのライセンスの有無だけでなく、ベイザーの症例数がどれぐらいあるか、希望部位に対してどのようなデザイン提案をしてくれるのか、カウンセリング時にしっかりチェックしましょう。

知恵まとめ
  • 二の腕は脂肪の浅い層をきれいに吸引しないとたるみやぼこぼこが出るリスクが高い
  • 線維組織を傷つけず、皮膚を引き締めながら吸引できるベイザーリポがおすすめ
  • ドクター選びはライセンスの有無だけでなく、ベイザーの症例数もチェックを!
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