『脂肪吸引』失敗例
皮膚がたるんだSKIN TROUBLE
症 状SYMPTOM
- 皮膚がたるみ、質感も悪くなる
- 脂肪に対して皮膚が余ってたるみ、ハリの消失や質感が悪くなるトラブル症状のこと。脂肪は皮膚に近い浅い層、中間層、筋肉に近い深い層に分かれており、その厚さもそれぞれ異なります。
皮膚トラブルが起こるようなときは、もっとも薄く脂肪組織も小さい浅い層の脂肪を取り過ぎたり、雑に吸引して傷つけてしまうことで起こります。
また、肌質や脂肪の付き方などの個人差を考慮しないで脂肪を単純に取ると、術部の皮膚が下垂します。特に腹部は、広範囲のひどいたるみにつながることもあります。
- 危険部位DANGER PART
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- 腹部
- 特に上腹部の皮膚が垂れる失敗が多い
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- 太もも
- 脂肪の取り過ぎでシワっぽい質感になる
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- 二の腕
- 皮膚の弾力が弱いため、たるみが出やすい
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SOS例SOS
腹部は特にたるみが生じやすい場所。もともと皮膚が柔らかい人や経産婦さんなどはたるみが顕著に現れるので、吸引口を複数に設けるなどしてバランスを整えるなどの工夫が必要。
治療方法METHOD
- 米国の収縮機器で皮膚を引き締めます
- たるみの引き締めには、サーミタイト[※下記参照]で効果的にアプローチします。サーミタイトとは、皮下に直接、高周波の熱を照射して伸びた皮膚を収縮できる機器。たるみが広範囲であっても均等に引き締めることができるので有効です。
また、質感も悪くなっている場合は良質脂肪であるコンデンスリッチファット(CRF)[※下記参照]を注入して修正します。色味など肌質改善が期待でき、ボリュームの調整も行えます。
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- サーミタイト
- たるんだ皮膚を収縮する美容医療機器。極細カニューレを皮下に挿入して高周波の熱を照射、表皮と皮下組織を収縮(タイトニング)させます。また、熱による刺激でコラーゲンの生成が促されるので、ピンとしたハリ感も復活させることができます。
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- コンデンスリッチファット(CRF)
- 死活細胞や老化細胞などの不純物を除去したクリアな脂肪。採取した脂肪を外気に触れさせないまま特殊なウェイトフィルターで遠心分離にかけ、健全な脂肪のみを抽出しています。この分離技術で、定着率は80%を誇る一方、注入後のしこりのリスクも抑制できるようになりました。
SOS 相談集Q&A
- バランスが
不自然 - 段差ができた
- 皮膚が
たるんだ - お尻が垂れた
- 吸引口の
傷が目立つ - 凸凹になった
- 皮膚が
色素沈着した - 老け顔に
なった - 引きつれ感が
ある - 溝ができた
- 内出血が
ひどい - 左右差がある
- むくみが
引かない - しびれが
消えない - 細く
なっていない