失敗の修正方法
ボリュームアップで直すVOLUME UP脂肪注入
ボリュームアップで直せる理由REASON
- 不足部分を脂肪で補給できるため
- 脂肪を取り過ぎてバランスがくずれ、えぐれや凹みが出来てしまった部分には脂肪を補給注入してボリュームアップ修正します。注入箇所が皮膚の癒着などでガタガタになっている場合は、脂肪吸引器でフラットにならしてから注入すると自然なラインも蘇ります。
この修正で使用する脂肪は、採取後に死活細胞などの不純物を除去した良質脂肪であるコンデンスリッチファット(CRF)の使用が最適。さらに、顔などの細部を微調整する場合は、CRFよりさらに小さな脂肪で濃縮されたマイクロCRFを使用すると修正できます。
ハイリスクな脂肪もあるので要注意ATTENTION
脂肪は良質のものばかりではありません。従来よく使用されるのは不純物も混じった、しこり化のリスクが高いもの。現在はそれらの危険要素を除去したコンデンスリッチファット(CRF)とマイクロCRFが最良の脂肪です。
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コンデンスリッチファット(CRF)とは?
- 特殊技術で不純物を除去した
良質な脂肪 - 採取した脂肪を特許技術のウェイトフィルターを用いた特殊な遠心分離にかけ、死活細胞や老化細胞などの不純物を除去した脂肪のこと。良質な脂肪だけを空気に触れない工程で抽出する、脂肪壊死やしこりの他、感染症のリスクも抑えられています。
従来の脂肪注入法よりも含まれている良質な細胞数が多いので、効果はより安定。つまり、脂肪の取り過ぎで失敗した症状を修正する上で、最適なボリュームアップ素材と言えるのです。
- 特殊技術で不純物を除去した
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マイクロCRFとは?
- CRFからさらに
微細な脂肪だけ抽出したもの - 採取した脂肪から10%しか取れない、選りすぐられた注入素材。非常に微細なので、顔のような繊細な部位に最適です。
具体的には、コンデンスリッチファット(CRF)を専用装置にかけ、大きな脂肪細胞をカッティングでさらに粉砕。カッティングの及ばない若く微細(マイクロ)な脂肪細胞と幹細胞だけに濃縮しています。
しこりや石灰化のリスク回避はもちろんのこと、豊富に含まれる幹細胞が脂肪の定着や肌組織の再生に作用。肌質改善を目的とした注入に使用します。
- CRFからさらに
ボリュームアップで直せる失敗例FAILURE
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- バランスが不自然
- 足りない量だけCRFを補給し、正しいバランスに調整します
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- 段差ができた
- 差を埋めるようにCRFを注入して、調整します
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- お尻が垂れた
- 垂れた上の部分を持ち上げられる分だけCRFを注入して、底上げします
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- 凸凹になった
- 凹みにはCRF注入が効果的です。なめらかなフラット状に修正できます
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- 皮膚が色素沈着した
- 肌色をトーンアップするマイクロCRFで治療します
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- 老け顔になった
- マイクロCRFを注入すると、若々しいボリュームと肌ツヤが復活します
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- 引きつれ感がある
- 関節を動かしやすいように、なめらかなCRFを注入して修正します
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- 溝ができた
- 溝の原因である皮下の足りない脂肪をCRFで注入して補給します
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- 左右差がある
- 均等なバランスにするためにCRF注入補正します