頬の脂肪吸引で失敗! 顔がコケてしまった女性
こちらのゲストは、他院で頬と顎下の脂肪吸引を受けられたのですが「頬がコケてしまった」とのことで、相談にいらっしゃいました。
おそらく以前の担当医は、カニューレを挿入したときに一番奥にあたる脂肪ばかりを吸引したのでしょう。これが原因で頬がげっそりとした印象に。一方で顎下の脂肪は取り残しが目立ち、アンバランスな仕上がりになっています。
取ってはいけない頬の脂肪と失敗の関係
頬の脂肪吸引でこのような失敗が起きてしまうのは、ドクターが「取って良い脂肪」と「取ってはいけない脂肪」を理解していないことが原因と考えられます。
例えば”頬骨直下”の脂肪。脂肪吸引してほしいという希望は多いのですが、実はアプローチすべきではないエリア。その脂肪まで無理に吸引してしまうと、頬のコケといった失敗に繋がるのです。
脂肪吸引の失敗修正法:頬のくぼんだ部分にCRF注入
この方の場合、頬のくぼんだ部分にCRF(コンデンスリッチファット)を注入しました。CRFとは、自身から採取した脂肪を遠心分離器にかけ、死活・老活細胞などの不純物を取り除いた脂肪のこと。定着に有利な細胞が濃縮されているため、非常に良質な脂肪とされています。CRFを注入することにより、頬のボリュームアップが可能です。
頬の脂肪吸引によるコケが大幅に改善! 顎下の失敗修正はこれから
それでは、脂肪注入後の画像をご覧ください。術前ゲストが一番の悩みだと話されていた、頬のくぼみ。そんなお悩みは、脂肪注入によって大幅に改善されました。
顎下の脂肪の取り残しについては、頬の状態が落ち着き次第の修正(取り残しを除去)を提案しています。
頬の脂肪吸引の失敗回避にはドクターの見極めが大切
ご紹介した方のように、他院での失敗を相談にいらっしゃる方は後を絶ちません。脂肪吸引を受けられるということは、ご自身の大切な体をドクターに任せるという意味でもあります。失敗をしないために、心から信頼出来るドクターとクリニックをしっかり見極めましょう。
他院の脂肪吸引で失敗してしまったという方は、一度担当医に相談することをおすすめします。手術時の状況や体の状態は、担当医が一番理解しているはずだからです。ただ、相談しても修正が難しいと断られた方や、そもそも失敗したドクターは信頼できないという方もいるでしょう。その場合は、当院にいらしてください。
- 知恵まとめ
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- 頬には取って良い脂肪と取ってはいけない脂肪がある
- 頬骨直下の脂肪を無理に吸引すると頬がコケてしまう
- 頬の脂肪吸引による顔のコケは、CRF注入で改善