太ももは脂肪吸引で失敗が多い部位トップ
太ももは脂肪吸引の中でも人気の高い部位です。ただ、同時に失敗が多い部位でもあります。なぜなら、太ももはそもそも脂肪吸引をするとたるみやすいからです。ドクターはそれを理解した上で、皮膚の状態や脂肪の吸引量を見極める必要があります。しかし、経験値の高いドクターでなければ難しいのが現実。つまり、脂肪吸引を日常的に行っている医師でないとその見極めは困難で、失敗が起こりやすいと言えます。
【失敗相談】他院の脂肪吸引で太ももにカニューレの痕が……
他院で太ももの脂肪吸引を受けられた方の症例をご紹介します。太もも外側の凹凸が気になるとのことで、来院されました。実はこれ、吸引時にカニューレの通り道に痕が付いてしまったのです。
太ももの状態を見て感じたのは、ドクターの技術力の低さ。まっすぐなカニューレを使って太もも外側の脂肪を取ろうとしたところ、浅い層に入り過ぎてしまい、吸引の痕が残ってしまったのではないかと考えられます。
出典:福田越 脂肪吸引専門ブログ
当院はカニューレを使い分けることでより良い仕上がりを実現
当院ではよりキレイに仕上がりを実現できるよう、用途に合わせて太さ・長さ・形状の違うカニューレを使い分けています。脂肪吸引技術の向上は当たり前ですが、よりキレイな仕上がりにこだわることは脂肪吸引の専門医として必要な意識だと思っています。
太ももの脂肪吸引の修正術:脂肪注入で凹凸を滑らかに
今回は、脂肪注入で失敗の修正を行いました。まずはベイザーリポの特殊な超音波を利用し、でこぼこした脂肪を崩して均します。その後、凹み部分にCRF(コンデンスリッチファット)を注入しました。CRFとは、自身から採取した脂肪を加重遠心分離にかけ、不純物を取り除いて濃縮した良質な脂肪です。凹みや段差といった失敗を、滑らかに整える場合に適しています。
他院の脂肪吸引の失敗修正から1ヵ月経った太もも
脂肪注入による修正手術から1ヵ月の画像がこちら。太もも外側にあったカニューレ痕の溝がなくなり、滑らかな仕上がりになったことが見てとれます。太ももの状態を初めて診察したときは、2回程度の脂肪注入が必要とゲストにお話ししていましたが、経過が良好なので1回の修正で済みそうです。
出典:福田越 脂肪吸引専門ブログ
脂肪吸引の失敗修正は太ももに限らず難しい
失敗の修正手術は太ももに限らず、1度目の脂肪吸引よりも困難です。他院で修正を断られて当院に相談にいらっしゃる方も少なくありません。実際、修正方法があってもそのための機器や技術がないために断っているだけのクリニックも多いようです。
その点THE CLINIC では、他院の脂肪吸引による左右差や凸凹、たるみといった失敗修正を数多く行ってきました。他院にも脂肪吸引の技術指導を行う立場としては、失敗が減っていないことを残念に思う瞬間でもありますが、1人でも多くのゲストが笑顔になっていただけるよう、修正技術も日々高めています。
脂肪吸引の失敗を修正したいとお考えの方は、ぜひ一度ご相談ください。数多くの修正手術を行ってきたドクターが状態を診察し、適切な治療を提案いたします。
- 知恵まとめ
-
- 太ももの脂肪吸引は人気であると同時に、失敗が多い部位でもある
- THE CLINIC では用途に合わせて様々な形状のカニューレを使い分けている
- 太ももに限らず、脂肪吸引の修正手術を断るクリニックは少なくない