背中を脂肪吸引したのに細くなっていない! 失敗修正の相談
「背中の脂肪吸引をしたけど、まだ脂肪が残っている」とのことで相談にいらしたゲストです。右の写真をご覧ください。ゲストの言う通り、背中には多くの脂肪が取り残されている状況。特に気になるのが、くびれ部分の脂肪です。
背中の脂肪吸引には、重要なポイントが3つあった
背中の脂肪は線維質で他の部位よりも硬くなっているため、脂肪吸引が難しいと言われています。そのため、今回のように「効果を実感できない」という失敗が起こるケースも。中には、背中の脂肪吸引自体を断るクリニックもあるようです。
そんな背中の脂肪吸引で失敗しないためには、重要なポイントが3つあります。
①:背中のどの部分を脂肪吸引するのか、入念にマーキング
背中は特に面積の広い部位。そのため「どこの脂肪を取るのか」といった仕上がりを考慮したデザインが重要です。
当院では、術前に入念なマーキングを行っています。今回のゲストも脂肪吸引で取り残しの失敗を修正したのですが、そのマーキング写真がこちら。脂肪が取り残された背中に加えて、腰や脇の周辺にもマーキングを行いました。スッキリとした背中、お腹のくびれを強調した仕上がりをイメージしています。
②:線維質な背中にも適した「ベイザー脂肪吸引」を使用
THE CLINIC では、線維質な部位にも適応するベイザーリポという機器を用いて脂肪吸引や他院の修正を行います。
ベイザーリポに搭載された特殊な超音波「ベイザー波」は、脂肪組織だけを柔らかくして遊離させることが可能。そのため、背中のような線維質な部位の脂肪でも無理なく吸引することができます。さらに、温存された線維組織が背中の皮膚を引っ張るため、引き締め効果もあるのです。
③:背中の脂肪を取り残さないよう、吸引口の数を調整
背中の脂肪吸引は通常、両脇、お尻といった3つの吸引箇所から吸引を行います。ただ、体格の大きい方の場合はブラジャーに隠れる部分にも吸引口を作ることがあります。背中は面積が大きい分、取り残されているケースも少なくありません。こういった失敗をしないために、当院ではゲストの体格に合わせて吸引箇所の数を判断し、しっかり吸引ができるように努めています。
失敗修正:背中に取り残された脂肪をしっかり除去
背中の脂肪吸引の修正前後を見比べてみましょう。背中全体に取り残されていた脂肪がなくなり、スッキリとした背中になったことがお分かりいただけるかと思います。特に目立っていた腰近くの段差が解消され、女性らしい「くびれライン」が完成しました。
背中の脂肪吸引の成否はドクターの技術に大きく左右される
上でご紹介した3つのポイントは、“ドクターの経験値があってこその話”です。なぜなら、術前デザインは、仕上がりをイメージしたマーキングの技術が必要なため。また、高性能なベイザーリポを使いこなせる技術や、ゲストひとり一人に合わせた臨機応変さも必須です。
脂肪吸引を熟知したドクターがデザインをし、ベイザーリポで脂肪吸引を行えば、このように失敗することはなかったでしょう。つまり、ドクターの技術力が背中の脂肪吸引の仕上がりを左右するということです。脂肪吸引のカウンセリングに出向いた際は、「脂肪を取り残さないための工夫」や「たるませない工夫」をドクターに確認してみましょう。
- 知恵まとめ
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- ベイザーリポは脂肪組織を柔らかくするため、線維質な背中の脂肪吸引に適している
- ドクターの経験値=脂肪吸引の仕上がりを大きく左右する
- カウンセリング時、失敗しないための工夫をドクターに確認すると◎